Venta del Molinillo

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zoom RSS 老人施設にて

<<   作成日時 : 2008/09/06 23:59   >>

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  来月の契約終了の日まで一ヶ月となりました。
気がつけばもう3ヶ月以上も働いていたんだと思えば、長かったような
短かったような、とにかく気がつけば暑い夏を通り越して秋の気配です。

施設でサポートしてくれているお坊さん(っていうのかな?とにかく
働いている所は、このカトリックのお坊さん達が中心となって
作られた所です。)達が夏休みに入ってしまいとっても忙しくて
悲鳴を上げそうでしたが、九月に入り、皆も戻って、やっと
落ち着いてきました。

お年よりは夏の暑さで体調を崩す人続出でしたが、皆さんとっても
元気です。

もともとお年寄りが大好きなので、忙しい時はキィ〜と悲鳴を
上げそうになりながらも、思わずワハハと一緒になって笑ってしまう
エピソードも数知れず。
 日本人の私から見た面白不思議エピソードを2つほど。

N姉妹

姉は一見穏やかな良いとこの奥様風。妹は強面の暴力振るいそうな
タイプ(本当に振るうんですが(笑)) さすが姉妹だけあって結束は
強く、義歯が無いためパンが配られない妹に毎回半分パンを切って
与えています。
ある日別の介護士が「パンはだめ!歯がないんだから噛めなくて
詰まらせたら大変でしょう」と取り上げた事から一見穏やかな
姉が大反撃。 とてもここには書けないようネ(売女の子!ゴマスリ女!
などなど)暴言を介護士に吐き続けました。
ひぇ〜〜、こんな事言われたら私泣いちゃうよ、っていうようなくらい
凄い暴言。日本で看護記録に残される「暴言を吐く」なんていうレベル
なんてお呼びじゃ無いくらい(笑)


ところで、このお姉さん、他の入居者さんとちょっとした事で殴り合い
髪の毛の引っ張り合いの大喧嘩に発展するので有名。
介護者にも手や足が出てくる時があるのでいつもヒヤヒヤしながら
働いていたりして。
妹さんの方はいつも同じ言葉と質問の繰り返し、たまに手が
飛んでくるけど、うまくかわしつつ食事介助。食べてくれない時は
お姉さんに「どうしよう、、、。」ってお尋ねすると
「黙って食べなさい!」と一喝。強面の妹も姉さんには太刀打ち
出来ないのか、おとなしく食べてくれます。

この姉妹だけではなく、さすが日常的にパラブロタが飛び交うスペイン
若い頃は使わなかったんでしょうけど、お年を召して何が何だか
わからなくなると、理性より本能がまさってしまうんでしょうか
気に入らない事があると見た目穏やかな人でもびっくりの暴言を
吐く人が沢山います。



Jさん

毎日シャワーを担当させてもらっているJさん。Mixiの日記ではおなじみ
ですが、ドリフの雷様のコントに出てきそうな真っ白白髪のくるくる
パーマに瓶底めがねのおばあちゃん。この方とのネタは尽きません。

夜中にごそごそ起き出しては洋服ダンスの中の整理整頓
しみのついた服の洗濯まで済ませて、ベットも自分でベットメイク
してお出迎え(というか、その時間にいつも私がシャワーに
入れに行くんですが、、、) おしゃれで綺麗好き。93歳なのに
足腰もしっかりしていて、つかまり立ちのまま着衣も出来るし
肌のお手入れのためシャワー後のクリームは欠かせないし
下着もいつもフル装備で驚きの毎日です。

でも、とにかく何でもかんでも超マイペース。他の人だと
10分で終わるシャワー介助もこの人だけは30分かかります。
頭もしっかりしていてドコに何を置いたとか、何をやっていないとか
全部覚えているので手抜きは禁物です。
そのわりに、昼夜逆転の日にはシャワー後
服を着せようとすると、「なんで服着るの?パジャマでしょう?これから
寝るんだから。」 とがっくりな発言も多し(笑)


そんなJさんとのびっくりエピソード。

シャワーが終わって洋服も着替えて髪を整え、香水も満遍なく
降りかけていざ朝食へ。

、、、と思ったところで突然「よっこいしょ。」と車椅子から
立ち上がったJさん

どうしたのかと思ったら小のほうがしたくなった様子。
(昼間はお漏らしもほとんどしないんだから関心。)
毎回シャワー前におトイレ済ませるのですが、近かった
様子。


あぁぁマイペース、、、(涙)と思いつつおトイレに連れて行って
じっと待っていました。 トイレットペーパーをおもむろに巻き取って
「ハイどうぞ」と渡してあげたらJさん

「これはなんだい?」と聞いてきました。

「拭くためのトイレットペーパーですよ。」と言うと

「ドコを?」と聞いてきたので

「大事な所。」と答えると

じっと考え込んで「あぁ、チョチェテね。(女性器の俗語です)。」と
言ってきました。

そこで、「そうそう。」とうなずくと

何を思ったか突然

「でも、これじゃあチョチェテ用じゃなくって
チョチャソ用だよ。(女性器の俗語ですが、この場合「大きい女性器」という
意味になります)」と言いました。
伏字にしませんでしたが、不快に思われた方が
いらっしゃったらすみません。(笑)



ひぇ〜〜〜!!!
なんていうことを言うんだろうと一瞬引いてしまったのち、大爆笑!
 同僚に話したら同僚も大爆笑していました。

何でこんな事を言ったかと言うと、几帳面なJさん
もったいない精神か、小の際の紙は約30センチの長さの
トイレットペーパーを折りたたむ分くらいしか使わないと
決めているよう。 私が巻き取ったのは手に3回半ほど。
多すぎると思ったようでした。

 こんなJさんですが、毎朝顔を合わせているのに、夕方
3時間勤務のために毎夕出勤して顔をあわせると

「ちょっとこっちにおいで! 会いたかったよう、おばあちゃんに
Beso(キッス)をおくれ。」と毎回手招きしてくれます。

こんな感じで、色々違う所はあっても、スペインのお年よりも
日本のお年寄りと一緒で皆さんかわいらしい方ばかりです。


今の契約終了後も、同じところで続けて使ってもらえるように
残りの期間、真面目に頑張って仕事したいと思います。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お年寄り相手のお仕事って大変だろうに、それを好きでとか、嫌なことも笑って済ませるとか、さすがですね。本当に感心しちゃう。
そんなmaerillaさんだから大丈夫。施設の方から継続をお願いされますよ。急に涼しくなったけれど、体調を崩さないように頑張ってくださいね〜。
オリーブ
2008/09/07 01:19
どちらのエピソードもふふふって微笑んじゃう
やさしさ溢れたエピソードですね。

老人ホームにいるお年寄りだって
まだまだ元気な方(肉体的にも精神的にも)が
沢山いらっしゃいますからね。

maerillaさんも大変でしょうが
この仕事を愛されているようですし、
継続契約が貰えると本当にいいですね。
何もできないですけど応援しています。
ゆむるた
2008/09/07 19:28
オリーブさん
コメントありがとうございます。
好きだからだと思いますが、お年寄りの相手、大変じゃないですよ。 昔日本で働いていた時、政治家や省庁関係者ばかり入院してくる所だったので癖やアクの強い人が多くて辟易しました。心の隙間を埋めるために、開いた日に巡回入浴のバイトをしていたくらいなのです。
たまに偏屈な人もいますが、そういう人を攻略するのが結構楽しかったりします。
施設の方はちょっと期間が開いてもきっとまた電話が来るんじゃないかと思っています。続けて継続じゃなくても気長に待つ事にします。

 
maerilla
2008/09/11 05:54
ゆむるたさん

コメントありがとうございます。優しいエピソードに見えましたか?
同僚にも「お年寄りにも同僚にも怒った所見たことないね。怒らないの?」と言われますが、時々キィ〜!となっている時もあるんですけどね、気づかないみたいです。スペイン人に比べたら日本人の怒り方って物足りないのかも。
じつはJさんネタは沢山あるんですけど、また今度書きますね。
この施設では、98歳でもピンピンして杖歩行している人いますし(まだ80ちょっとにしか見えないんですが)気分的にも体力的にも若い人沢山います。

応援ありがとうございます。 続けて継続とは行かなくても信用獲得して空きが出たらすぐ呼んでもらえるよう頑張ります。
maerilla
2008/09/11 05:56
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